こんにちは!耕す太郎です。
いよいよ本日から大相撲が開催されます。
本日から15日間の熱い戦いが幕を開けるのです。
相撲は神話の時代から存在しており、スポーツという側面ともう一つ神事としての側面を持っています。
今でも田畑の五穀豊穣を願い神事相撲が開催されるところもあります。
力士の四股(しこ)はその土地の邪気を祓うといわれているのです。
そんな本日は!
はい!どん!
「大盃(おおさかずき)」
そう!
優勝力士が祝賀会で日本酒を飲んでる大きい盃です。
このブログでも何度かお伝えしておりますが、大昔は神酒といって日本酒は神様への贈り物であって、簡単に庶民が口に出来るものではありませんでした。
神事の最後に、神様に供えた食事やお酒を参加した人々で頂く行事を「直会(なおらい)」といいます。
その「直会」で一つの盃を使用し、日本酒を神様からの贈り物として、みんなで回し飲んでいたのです。
「大盃」はこの直会で用いられていたといわれています。
神様からの贈り物を入れる盃なので、とても縁起が良いものです。
相撲の「はっきょい」ですが、所説ありますが、早く競えの意味がある「早競へ(はやきほへ)」という掛け声からきているといわれております。
はやきほへ→はっきょい
テンション上がり過ぎて、このように変化したのでしょうか?
上記した「直会」ですが、現在の飲み会の起源だとされています。
飲み会のために居酒屋に行くと、たまに「しゃっしゃっせー」や「はいっせー」と大きな声で挨拶される場合があります。
所説ありますが、きっと語源は「いらっしゃいませ」だと思います。
いらっしゃいませ→はいっせー
そう!
元を正せば「はっきょい」も「はいっせー」も神事に繋がっているんです。
おしまい。