こんにちは!耕す太郎です。
上の娘が、今年小学校に入学したわけですが、コロナの影響で、無言の給食だったり、席もソーシャルディスタンスでかなり間が空いて配置されております。
なので、お友達を作るのが非常に難しい状態らしく、珍しく本人からSOSが入りました。
そこで作戦会議です。
状況が状況だけに、すぐには作れないだろうから、段階を分けることにしました。
まずは、席の配置を覚えさせ、それを紙に書きます。
次に1番話かけやすく、仲良くなりたい子にターゲットを絞ります。
そして最後に、その子に初めてかける言葉を一緒に考えました。
これで、出来るはず!ドキドキ。
そんな本日は!
はい!どん!
「三段仕込み」
そう!
「醪(もろみ)」造りです。
「醪」とは発酵中の液体です。
あとはこれを濾過(ろか)して丁寧に絞って出てくるのが清酒です。
ちなみに、濾過せずに販売してあるものが「どぶろく」です。
「醪」を作るのに一回の発酵で一気に作ってしまうと、酸が薄くなって、酵母菌の繁殖が弱くなってしまいます。
そこで数回に分けて、酵母の様子を見ながらゆっくりと発酵させる必要があります。
一般的には3回に分けて仕込むため、この仕込方法を「三段仕込み」と言っております。
「三段仕込み」の工程は4日で終わりますが、その後、発酵をそのまま継続させますので、繊細な温度管理を行いながら、3週間〜1ヶ月ほど寝かせて「醪」が完成します。
もちろん四段も五段も、もっと回数を多くしてる酒蔵さんもあります。
仕込みの回数が多いほど甘い酒が出来るといわれております。
娘の友達作り計画三段仕込み、最終日を迎えました。
いよいよ話しかける日がやってきたのです。
ちゃんと友達が出来たかドキドキです。
結果は、、、、。
失敗です。
うまくいかなかったようです。
しょうがない、次の作戦を考えねば!
と、思っていた数日後、なんと友達が出来たと嬉しそうに報告してきました。
僕も嬉しくて、お嫁ちゃんも喜んでいました。
娘に「どうやって作ったの?」と聞くと、娘は平然と答えます。
「え?普通に」
娘は普通に成長してます。
おしまい。