こんにちは!耕す太郎です。
この前、娘たちと近くの公園に遊びに行きました。
上の娘が逆上がりが出来るようになったというので、お披露目しようとしますが、なかなか成功しません。
まったく本番に弱いなあ。
ってことで、見本を見せるため、久しぶりの逆上がりです。
子供の遊びに付き合うのも大変です。
諸説ありますが、「遊び」という言葉は、神道の儀式から来ているといわれています。
古代の神事を取り仕切っていた人たちは「遊部(あそびべ)」といわれていました。
神事として行われていた歌舞や直会(神酒を頂く行事)は、いつしか余興や宴会へと発展していき、「遊び」という言葉に繋がったともいわれております。
そんな本日は!
はい!どん!
「十種酒」
そう!
利き酒大会です。
室町時代に書かれた「親長卿記(ちかながきょうき)」に記録が残っています。
記載時期は1470年〜1499年であり「十種酒」の記載かあったのは1474年とされております。
宮中では十種酒が流行っていたようです。
10人対10人の対決で、団体戦です。
最初に三種類の酒を飲んで、その後、十種類の酒から正解を当てるっていう遊びです。
この「十種酒」のルールは宮中で以前から流行っていた香を当てるゲームに倣って出来たようなので、香の作法も要求されたようです。
また、酒の知識も試されたようなので、なかなかの知識が必要だったのです。
いつの時代も遊びであっても大変です。
もともと酒は神聖なものであったのがこの頃からコミュニケーションの道具となって来てます。
日本酒も「神事」の道具から「遊び」の道具に代わって行くのです。
久しぶりに逆上がりをした耕す太郎。
お腹の肉が想像以上に巻き込まれ、もう少し勢いがあれば、きっと肉がねじ切れていたでしょう。
ぐるっと回って着地したら、謎に首が痛い哀れな中年の肉体。
お姉ちゃんは何度目かのチャレンジでようやく成功しました。
それを見た妹が真似して、鉄棒にぶら下がって、そこから落下。
泣いてる妹を抱き上げてる、お姉ちゃんの手のひらは豆が出来ています。
妹よ、遊びはそんなに甘くはないぞ。
おしまい。