こんにちは!耕す太郎です。

『♪せーんろは、つづくーよ、
    どーこまーでーもー♪』

本当に繋がっているから凄いです。

国内であれば、ほとんどの都市に電車で行けます。

当たり前のように利用していることが、すごい事だと思う。

うす~く、虎舞竜のロードみたいになってしまいましたが、ほんとにそれです。

最初は新橋〜横浜のみを繋いでいた線路が今は全国です。

この区間が開通したのが、1872年(明治5年)約150年をかけて今の鉄道網となっていきます。

1872年といえば、もう一つ。

はい!どん!

栃木県の小林酒造開業。

そう!

「鳳凰美田」を醸している酒蔵さんです。

今回はその「鳳凰美田」シリーズの一本。

『鳳凰美田 大地』

「鳳凰美田」らしいフルーティな味わいは健在で、アルコール感や雑味を殆ど感じさせない1本。

品のある。凛とした。

こんな言葉がしっくりきます。

荒々しさが全く無いので、女性を連想させる魅力的な味わいです。

鳳凰美田 純米吟醸雄町「大地」(生詰) 720ml

価格:1,980円
(2020/7/24 06:47時点)
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こちらの小林酒造さんは、一度廃業の危機に面していたようです。

しかし、蔵元の5代目と醸造試験場の元講師である奥様を中心に盛り返し、「鳳凰美田」を代表に素晴らしい商品を世に送り続けております。

小林酒造さんの勉強をさせてもらっていると、不思議なことに気付きます。

他の酒蔵さんの場合、技法や習慣、歴史などが中心になってきますが、小林酒造さんの場合、蔵元(5代目)さんのお人柄に触れるエピソードの多いこと。

「ここのお酒飲みたいなぁ」はもちろん、「ここで働いてみたいなぁ」と思ってしまう。

ここに「鳳凰美田」の魅力が隠れていると思います。

普通に走ってるように見える電車。

もちろん一人では運行出来ません。

たくさんの人たちの力で僕らを運んでくれます。

なんでもないような事が、すごい事だと思う。

うす〜いロード第二章です。

はい、ごめんなさい。

でも!これ大事!

「鳳凰美田」も一人じゃ造れません。

魅力的な人の周りに、たくさんの人が集まって、魅力的な商品を生み出す。

「鳳凰」ですが、古来中国から伝わる伝説の鳥です。

今は一羽の鳥として描かれておりますが、中国史の初期は違いました。

「鳳」が雄として描かれ、「凰」が雌として描かれていました。

それが今は一つになり一羽の「鳳凰」として描かれているのです。

一つになった「鳳凰」は人々に祝福を与えるといわれております。

「鳳凰美田」たくさんの人の魅了が詰まった美味しい1本。是非!

おしまい。