こんにちは!耕す太郎です。
『♪せーんろは、つづくーよ、
どーこまーでーもー♪』
本当に繋がっているから凄いです。
国内であれば、ほとんどの都市に電車で行けます。
当たり前のように利用していることが、すごい事だと思う。
うす~く、虎舞竜のロードみたいになってしまいましたが、ほんとにそれです。
最初は新橋〜横浜のみを繋いでいた線路が今は全国です。
この区間が開通したのが、1872年(明治5年)約150年をかけて今の鉄道網となっていきます。
1872年といえば、もう一つ。
はい!どん!
栃木県の小林酒造開業。
そう!
「鳳凰美田」を醸している酒蔵さんです。
今回はその「鳳凰美田」シリーズの一本。
『鳳凰美田 大地』
「鳳凰美田」らしいフルーティな味わいは健在で、アルコール感や雑味を殆ど感じさせない1本。
品のある。凛とした。
こんな言葉がしっくりきます。
荒々しさが全く無いので、女性を連想させる魅力的な味わいです。
こちらの小林酒造さんは、一度廃業の危機に面していたようです。
しかし、蔵元の5代目と醸造試験場の元講師である奥様を中心に盛り返し、「鳳凰美田」を代表に素晴らしい商品を世に送り続けております。
小林酒造さんの勉強をさせてもらっていると、不思議なことに気付きます。
他の酒蔵さんの場合、技法や習慣、歴史などが中心になってきますが、小林酒造さんの場合、蔵元(5代目)さんのお人柄に触れるエピソードの多いこと。
「ここのお酒飲みたいなぁ」はもちろん、「ここで働いてみたいなぁ」と思ってしまう。
ここに「鳳凰美田」の魅力が隠れていると思います。
普通に走ってるように見える電車。
もちろん一人では運行出来ません。
たくさんの人たちの力で僕らを運んでくれます。
なんでもないような事が、すごい事だと思う。
うす〜いロード第二章です。
はい、ごめんなさい。
でも!これ大事!
「鳳凰美田」も一人じゃ造れません。
魅力的な人の周りに、たくさんの人が集まって、魅力的な商品を生み出す。
「鳳凰」ですが、古来中国から伝わる伝説の鳥です。
今は一羽の鳥として描かれておりますが、中国史の初期は違いました。
「鳳」が雄として描かれ、「凰」が雌として描かれていました。
それが今は一つになり一羽の「鳳凰」として描かれているのです。
一つになった「鳳凰」は人々に祝福を与えるといわれております。
「鳳凰美田」たくさんの人の魅了が詰まった美味しい1本。是非!
おしまい。