こんにちは!耕す太郎です。

あわあわ、あわあわ。

耕す太郎は忙しい時間を過ごしております。

仕事もバタバタしていて、空いた時間でブログも書いて、いつもぐったりです。

しかし!今は頑張り時です。

自分のやりたい事をやるためには、時間に追われるのは当たり前です。

濡れ手で泡なんて、そんな都合の良い事なんかありません。

あっ!ごめんなさい。

濡れ手で泡ではなくて、濡れ手で粟でした。

時間がなくて、泡てていました。

あっ!ごめんなさい。

慌てていました。

泡泡、泡泡。

あっ!ごめんなさい、

あわあわ、あわあわ。

ごめんなさい、もういいですね。

はい!どん!

泡!

そう!

「スパークリング日本酒」です。

「スパークリング日本酒」はアルコール度数が低いものが多く、甘口のものも多いため、日本酒を普段飲み慣れてない方でも飲みやすいジャンルです。

炭酸ガスを直接入れているものもありますが、麹の力で米の糖を分解した時に二酸化炭素が発生します。

それを上手く活用し瓶内で炭酸ガスが発生するんです。これを「瓶内発酵」と言います。

1998年に「すず音」が発売され、2011年には「澪」が登場し、徐々に新ジャンルとして認知されて行きます。

世の中に認知されたのはごく最近ですが、実は太平洋戦争の前後くらいから、試作していた酒蔵も多くあったようです。

技術が不充分で質が安定しなかったこともありますが、配送の観点でも広く普及させるのは困難でした。

火入れ(低温殺菌)日本酒に直接炭酸ガスを注入した商品は常温での保管は可能ですが、「瓶内発酵」の商品は火入れをせず、「生」の状態なので、冷蔵保管、冷蔵配送が必要なんです。

他の記事でもお伝えしたように、配送技術の向上もごく最近の事なので、ここまで認知が遅れてしまった一つの要因だと考えております。

スパーリング日本酒が世に出て、日本酒への入口が増えました。

とても歓迎すべき事です。

スパーリング日本酒が世に出るまで少し時間がかかりました。

でも、消費者のニーズが多様化している今だから、需要が高まったのかもしれません。

焦らず、じっくり行きたいところですが、本日も時間に追われて泡食ってます。

でもこれからも頑張ってやっていきます。

今までの苦労が水の泡にならないように。

おしまい。